ブライダルチェック

結婚を控えている方は、将来の妊娠・出産に備えて、健康上の問題がないか一度検診を受けてみませんか?
ブライダルチェックでは、妊娠を妨げるような病気や性感染症の有無を調べられます。女性だけではなく、最近では男性のチェックも重要視されています。不妊の原因が男性の性感染症であるケースもめずらしくありません。
大切なパートナーを守るため、そして将来の家族のために、ご自身の健康状態を確認しておきましょう。

ブライダルチェックで
避けられるリスク

男性も女性もクラミジアに感染すると、不妊の一因になることがあります。また、梅毒は感染を放置すると命の危険に及ぶかもしれません。梅毒や淋病は母体を通じてお腹の中にいる赤ちゃんにも感染する可能性があり、流産・早産・先天性の異常などにつながることもあるので注意しましょう。

検査できる病気

・クラミジア感染症
クラミジアという細菌に感染する病気で、男性は尿道炎、女性は子宮頚管炎が起こりやすくなります。排尿のときに痛みや違和感を覚え、膿や分泌物が出ることもあります。

・梅毒
梅毒トレポネーマという細菌の感染症です。進行度が4段階に分かれ、最終段階では脳や心臓にも影響が及ぶ可能性があります。近年では患者数の増加が社会問題にもなっています。

・淋病
淋菌という細菌に感染する病気で、男性は尿道炎、女性は子宮頚管炎が起こりやすくなります。排尿のときに強い痛みを感じ、大量の黄色っぽい膿や分泌物が出ることもあります。

・B型感染・C型感染
急性肝炎や慢性肝炎を起こす肝炎ウイルスは、性交渉によっても感染する可能性があります。

・HIV
ヒト免疫不全ウイルスに感染すると、発熱・喉の痛み・リンパ節の腫れなどがみられます。血液や体液を通じて感染します。無症状期が長いため、エイズ(後天性免疫不全症候群)と気づかずに感染を広めてしまうことがあります。

・Fitz-Hugh-Curtis(フィッツ・ヒュー・カーティス)症候群
クラミジアなどの細菌が子宮から卵管に到達すると、卵管炎を引き起こし、のちに不妊症になることがあります。さらに卵管経由で腹腔内に到達すると、肝臓の表面で激しい炎症を起こし、上腹部に痛みが起こります。若い女性に多くみられ、自覚症状のないままパートナーに感染する恐れがあります。

料金表

プラン名 検査内容 費用
(税込)
Aプラン 淋菌・クラミジア(尿)、梅毒、B型肝炎、C型肝炎、HIV、風疹抗体 20,000円
Bプラン 精液検査 5,000円
  再診料(検査結果説明日) 1,000円

ED(勃起不全)

EDは人に話しにくく、1人で悩んでいる方もいらっしゃると思いますが、泌尿器科へのお問い合わせが多い病気の一つです。まったく勃起しない状態だけでなく、たまに勃起しない、満足のいく状態を保てない、などもEDに当てはまります。
「自分はEDなのかわからない」「加齢だからしかたない」と治療に踏み切れない方も、当院までご相談ください。
お一人お一人のお悩みに適した治療で、改善をめざしましょう。

このような症状はありませんか?

  • 前よりも勃起しにくくなった
  • 勃起している状態を維持できない
  • 勃起はするけれどあまり硬くならない
  • 性欲はあるけれど勃起しない

EDは主な原因ごとに「器質性ED」「心因性ED」「混合性ED」の3つに分けられると考えられており、タイプごとに治療法が異なります。
このほか、薬剤の副作用によって起こる「薬剤性ED」もあります。

「器質性ED」とは、動脈硬化の進行や糖尿病、もしくはケガによる脊髄損傷や椎間板ヘルニアなどにより起こるEDのことです。血流をよくすることがEDの治療にもつながります。
「心因性ED」は、精神的な問題によって起こります。ストレスやプレッシャー、トラウマなどの原因を解消することで改善が望め、治療薬を併用することもあります。
この2タイプが混合しているのが「混合性ED」です。まずは治療薬で血流を整え、改善しない場合はストレスなどの精神的な原因の解消をめざします。
薬を服用している場合、その副作用として起こる「薬剤性ED」もありますので、医師にお伝えください。自己判断で薬剤を併用しないようにしましょう。

治療方法

当院では丁寧なカウンセリングと検査を行い、EDの原因を特定します。
薬剤による治療には、おもに「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」などを用います。持続力などのお悩みに合わせて薬剤を使い分け、勃起をサポートします。
加齢で男性ホルモン分泌量の減少がみられる場合は、男性ホルモン補充療法を併用することもあります。その場合は、前立腺がんの検査を事前に行います。
また、仕事の過労や夫婦関係のストレスなどもEDの一因になりうるので、自覚のない場合も丁寧にカウンセリングを行い、根本的な原因を探っていきます。

料金表

項目 費用
(税込)
初診 3,000円
再診 1,000円
バイアグラ 25mg 1,300円/錠
バイアグラ
ODフィルム50mg
1,000円/枚
シルデナフィル
(後発)50mg
1,000円/錠
シアリス10mg 1,600円/錠
タダラフィル
(後発)20mg
1,600円/錠

リスク
バイアグラ:顔のほてり、目の充血、頭痛、動悸、鼻づまりなど
レビトラ:顔のほてり、目の充血、頭痛、動悸、鼻づまりなど
シアリス:頭痛、潮紅、ほてり、消化不良、背部痛、筋痛、鼻づまりなど

心疾患などの既往症や服用されている薬によっては処方ができない場合もあります。

AGA(男性型脱毛症)

AGAとは、男性特有の進行性の脱毛症のことです。男性ホルモンのテストステロンは、毛根にある酵素によって「ジヒドロテストステロン(DHT)」に変わります。これが毛乳頭の受容体に結合すると、髪の産生や成長を抑制してしまうのです。
通常、髪は「成長期→退行期→休止期」というサイクルを繰り返すのですが、AGAになると成長期からすぐに退行期に移り、髪が細く短いまま休止期に入って抜け落ちます。

このような症状はありませんか?

次の項目が当てはまる場合は、AGAかもしれません。一度当院までご相談ください。

  • おでこが広くなったように感じる
  • 朝起きたとき、枕についている抜け毛が増えた
  • 髪のボリュームが減ってきた
  • 毛が細く、短くなった
  • 近い親族にAGAと診断された人がいる

治療方法

AGAは進行性のため、放置すると脱毛箇所が広がっていきます。なるべく早めに治療を始め、進行を食い止めましょう。治療には、発毛を促す薬剤や脱毛を抑える薬剤を使用します。
発毛を促す薬剤として代表的なのは「ミノキシジル」です。血管を拡張して血流を改善する効果が期待でき、発毛を促進するといわれています。
また、これらの発毛促進剤に加えて、脱毛抑制効果が期待できる薬剤を併用する場合もあります。主に用いる薬剤の成分は「フィナステリド(プロペシア)」と「デュタステリド(ザガーロ)」です。
プロペシアに含まれるフィナステリドは、脱毛作用の強い男性ホルモン還元酵素の働きを抑制するため、抜け毛が抑えられて毛根が強くなります。
ザガーロの含有成分であるデュタステリドは、フィナステリドと基本的な作用機序は同じですが、発毛効果が約1.6倍とされています。そのため、プロペシアで効果を感じられなかった場合でも発毛のチャンスが広がります。
当院では、フィナステリド含有のプロペシアと、デュタステリド含有のザガーロのどちらの処方も可能です。

料金表

項目 費用
(税込)
初診 2,500円
再診 1,000円
フィナステリド
(後発)
6,000円/月
デュタステリド
(後発)
7,500円/月

リスク
ミノキシジル:(内服薬)動悸、めまい、頭痛など(外用薬)発疹、かゆみなど
フィナステリド:性欲減退、勃起機能障害、うつなど
子どもを望まれている場合は服用の休止が必要です。
デュタステリド:性欲減退、勃起機能障害、肝機能障害など
子どもを望まれている場合は服用の休止が必要です。

治療の注意点

  • ・自費診療は、保険診療よりも費用が高額になります。
  • ・これらの治療法の効果には個人差があり、効果の保証はいたしかねます。
  • ・お一人お一人に適した治療をご提供するにあたり、上記の目安の金額と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
TOPへ
診療
時間
診療時間
9:00~12:00 / / /
15:00~18:00 / / / /
休診日:木曜・土曜午後、日曜・祝日
【診療受付時間】
初診または予約外の方 9:00~11:30、15:00~17:30
再診の方 9:00~11:45、15:00~17:45